映画『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』【評価】D 黄瀬和哉
(2013) 59min 281213
んー攻殻ファンからするとコレジャナイ感がすごかった。
確かに公安9課がどうやって集まって作られたかというエピソードはあっても良い。
だが、あまりにも無難すぎる内容ではないだろうか。
観ていて冒険心やワクワク感が全く浮かんでこなかったのである。
今までの攻殻には、観ている人を惹き付ける力が絵にあった(共感してくれる人は他にもいると思う)。
しかし、この新作はアクションは申し訳程度に入れられている感じだし、場面毎の繋がりも薄く感じられた。
私には作りたい場面の継ぎ接ぎのような映画に思えたのである。
やはり同じ素材でも料理する人によって全然違ってくるんだな。
まさか次回作が全然楽しみじゃない攻殻になるとは…
【2016年12月26日追記】
軍から独立した少佐が仲間を集めた。その部下たちそれぞれの入隊の経緯が明かされる。ただそれだけの映像になってしまっている。ストーリーが面白くない。