映画『ゼロ・ダーク・サーティ』ZERO DARK THIRTY 【評価】B ジェシカ・チャステイン

(2012) 158min 180414

アメリカの大量破壊兵器を根拠としたイラク作戦をネタにした箇所が何回も出てくる。

それだけ今ではあれを間違っていたと考える人が多いという事か。

それと捕虜虐待が肯定的に描かれているのが気になった。

情報を引き出すためには、世論から批判されている今でもやりたいというのが伝わってきた(今でも普通にやっている?)。

オサマ・ビンラディン暗殺作戦に関わった関係者への聞き取りに基いて本作は作られたと云うことで、終盤の邸宅急襲作戦はリアリティがあった。

暗闇でほとんど見えないシーンも多々あったが、それも作戦の緊迫感を高めているように思え自分としては肯定的に見ている。

逆に明るくはっきり見えてたら興醒めしていたと思う。

ただ、ビンラディンの情報提供者がアメリカ軍で自爆するシーンはいただけない。

完全に見る前から自爆するだろうなぁと思えてしまう構成だったので、展開がわかってしまい自分はそこでテンションが下がった。

また、本作では一貫して仕事に徹する女性CIA職員が描かれていて、家族や友達の存在が全く描かれていない。

プライベートを一切犠牲にした女性像を描きたかったのかな(唯一パソコンの壁紙に同僚?の女性と撮った2ショット写真が設定されているくらい)。

ラストで全ての任務を終えてアメリカへ帰るマヤに空軍パイロットが聞いた一言「どこに行く?」で彼女が言葉の代わりに流した涙は印象的。

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