映画『THE WAVE ウェイヴ』【評価】A ユルゲン・フォーゲル

(2008) 108min 250316

ドイツ映画界は「es[エス]」といい心理的実験映画を作らせたら随一だな。

この映画は“独裁”をテーマに授業を行い、その過程でクラス全体すなわち集団が独裁の狂気に染まっていく様子を描いている。

普段は立場の弱い人間、いわゆるカーストの低い人間が独裁という集団の中では平等に扱われている事に気付き、のめり込んでいく様子がとてもリアルだった。

ただ、あのウェイブ式敬礼はいけ好かないな。ヒトラーの敬礼をそこでも使っていると思うのだが、ウェイブ=波ということで波っぽい敬礼。

そこだけ非常に軽々しく見えてしまった。何というか急に作り物感が出てしまっている。

それまでが非常にリアルさが出ていただけに惜しい。

最後のオチは予想できたが、ヒトラー式演説もしっかりしていてこれはこれで良いんじゃない?

THE WAVE ウェイヴ [DVD]



 

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