マンガ『モリのアサガオ 1-7』郷田マモラ 著 双葉社

非常に先鋭的な作品。

死刑についてこんなに深く考えたことは無かった。

死刑囚が入る拘置所は、刑務所では無いので刑務作業が無いということを初めて知った。

よく考えれば死刑を執行するまでの待機所なんだから、当たり前か。

そこでは比較的自由があって、悔い改めること無く生活できたりもするという理不尽な構造が伺える。

話的には主人公が打たれ弱く、すぐメソメソするのでなんか感情移入できないが、死刑制度や冤罪というものを意識させられた。

主人公の出生への伏線はなかなか。

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