試し読みから始めてみたら面白くて一気に全巻読んだ。
話の9割が女と銭(金)といっても過言では無いだろう。
残りの1割が男の面子(抗争、内輪揉め、跡取り、シマの管理)。
そして、ほぼ毎回性描写が出てくる。これは秋田書店だからまぁ納得の所。
テロリスト東大生とチンピラが組んで始まる内容は、ヤクザのナンバーワンを目指しての過程も含めてとても面白かった。
表舞台に立つ仁(ジン)と常に黒子役で仁を引き立てる義郎(ギロウ)のコンビは理想的。
何億という金を簡単に動かすという世界観もすこし現実から離れていて憧れてしまう。
サラリーマン金太郎のマネーウォーズ編に通ずるものがあると思う(金太郎作者は仁義読んだ事あるのかな?)。
完結は一部編という事で続編もあるみたいなのでそれも読んでみたい。
読む前に二部の内容を想像すると、仁の息子がメインに近くなってくる気がする。
仁とギロウはもっと偉くなって一歩引く感じ?どうだろう。
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