自分はオードリーのラジオを毎週欠かさず聞いているのでこの本の著者ツチヤタカユキの名前はよく知っている。
その彼のこれまでの人生記というか遺書のような作品。
彼の才能は特にオードリー若林に認められていて、ラジオやテレビで彼の事をネタに何度も話をしていた。
そんな彼を可愛がっていた若林の元も人間関係に悩んで離れていったのには当時リスナーとして大いに驚いた。
笑いのネタのみを毎日考え続けるという人間離れの作業は、ある意味彼にしか出来ない芸当だったと思う。
実際、人間関係を気にしている人はここまでネタのみに生きることは到底無理だからである。
だから、そんな自分に潜む笑いを突き詰めたいという思いをカイブツと表現したのにはしっくりきた。
想いを素直に文章にしているから、読み手のこっちも共感し易かった。
荒いが本心を殴り書いている感じ。
近況を検索したら、何とか文筆業として笑いの世界に近づいているっぽいので少し安心した。
連載が、地獄みたいに不人気らしい。話し合いの結果、ツィッターをやるように勧められ、今まで担当編集者さんがやっていた場所を、借して頂ける形になりました。ツチヤタカユキ、29歳、月収8万円です。よろしくお願いします。
— ツチヤタカユキ/「オカンといっしょ」公式 (@okantoissho) 2017年9月28日
続けていたら、いつか売れるなんて絶対嘘です。 成長を続けていたら、いつか売れるの間違いです。
小説は今まで約50回スタイルを変え 今作で自分の能力の天井を叩いた。 天井を叩いても売れない時、僕は自分に諦める事を許す。 今作で天下取れなければ、 一人の書き手がこの世から消える。 — ツチヤタカユキ/「オカンといっしょ」公式 (@okantoissho) 2017年10月25日
ABCラジオ『よなよな・・・なにわ筋カルチャーBOYZ』な我々は週末、尾崎世界観君ツチヤタカユキ君と飲食しました。最高なライブ直後、相も変わらず悶々苛々して苦汁撒き散らす世界観君は凄くブッ飛んでて素敵でした。てな話も明日夜10時~の生放送でお喋りするはず。#abcyonayona pic.twitter.com/N9vo1R7CUN
— ライター鈴木淳史 (@suzudama14) 2017年11月6日
見た目もっと痩せてるかと思ったw
また、漫画化もされているとの事。
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