仮想通貨を取り扱う取引所、「Bitpoint」を運営する株式会社ビットポイントジャパンの社長が書いた本。
2016年中頃、ビットコインが約6万円前後の時に書かれた本だが、取引所のリスクに度々警告を発していてしっかりしていると感じた。
ビットコインについて全く知らない人も本書を読めば概要が掴めると思う。30分くらいで読める。
多くの仮想通貨取引所は、95~98%をコールドウォレットに振り替えて管理をしています。
コインチェック騒動でコールドウォレットの重要性がやっと認知されてきた。
その多くはインターネット上のホットウォレットからハッキングによって盗まれており、コールドウォレットの場合には内部犯行の疑いが強いとされています。
正にコインチェック騒動のNEMはホットウォレットから盗まれた。 コインチェック 盗まれた580億円相当のNEMは低セキュリティのホットウォレットに保管 | News | Cointelegraph
経営状態を確認するのは難しいですが、取引所の運営母体が上場企業であれば、3カ月ごとに公表される決算資料で財務状況を確認することができます。現在、上場しているのは当社ビットポイント(株式会社リミックスポイント)とJ‐Bits(Jトラスト株式会社)とFISCO(株式会社フィスコ)の3つです。 財務基盤が弱い取引所では、投資家から預かった資金を運営資金に使っていたりするケースもある
投資家の資金を運営資金にコインチェックが使っていたという噂もある。 金融庁、コインチェックに立ち入り検査 :日本経済新聞
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