本『ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術』佐々木 俊尚 著 宝島社新書

本『ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術』佐々木 俊尚 著 宝島社新書

この前読んだ「今ウェブは退化中ですが、何か? クリック無間地獄に落ちた人々」 (以下、”今ウェブは退化中~”に省略)と正反対の主張をした本。

”今ウェブは退化中~”の著者は、徹底的にネット上から自分の名前などを残さないようにして純粋に著書の評価をしてもらうという狙い(批判材料を限りなく減らす)であったが、この本の著者は逆に「セルフ・ブランディング」という自分の個人情報をどんどんネット上に出していってネット上で自分の価値を広めようという主張。

自分の名前または、ネット上で使うHNを検索した事は、誰でもネットを使った事があれば、一度は好奇心でやったことがあると思う。

私ももちろんある。

その検索結果を自分で工作(ブランディング・SEO)して、ネット上に自分の履歴書を残そうという内容である。
これを読んで感じたのは、ネットは物凄い便利である反面ちょっとしたきっかけで炎上・人生崩壊につながる“諸刃の剣”であることをあらためて思い知らされた。
セルフ・ブランディングをやっておくと、企業面接でのエゴサーチや初対面の人に自分を売り込むのに役に立つ(特にフリーで仕事をしている人←ここ重要)というが、デメリットも相当覚悟すべきである。
著者のようなウェブ上でかなり活躍している方は、いくらでも公開して差し支えない情報や売り込み方は熟知しているので問題は無いと思うが、この本を書店で手に取った普段パソコンに触れない人が、いきなり自分の情報を公開していくのは極めて危険という事をもっと内容に含めておくべきだっただろう。

今回、比較に出した”今ウェブは退化中~”と今回の書籍を僭越ながら比べさせていただくと私は“今ウェブは退化中~”の意見に共感する。

ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です