本『困ってるひと』大野 更紗著 ポプラ社

本『困ってるひと』大野 更紗著 ポプラ社

久しぶりに一晩で一気に読んだ本。
突然、原因不明の難病に侵されそれまでやってきた生活を全て停止せざる負えなくなる恐怖。
考えてみるだけで惨い。
そして、読んでいる途中少し泣いた本でもある。

著者は入院し通常の生活が困難になり、「友人やビルマ難民支援の仲間たちにひたすら助けを求めた」。
最初はとても協力的だった仲間たちも、次第に長期化するにつれ迷惑がられる変化。
普通は公表しにくいそのデリケートな部分も包み隠さず当時の心境を交えて執筆されているのにも感心した。

また彼女は、まだ病に侵される前の学生時代、ビルマ難民に興味を持ち精力的に活動していたというのをこの本で知った。
タイとビルマは隣同士の国であり日本に住んでいる人よりはとても身近な国である。
そんな国に住んでいながら、年も更紗さんと近い自分が難民に無関心だったという事を少し恥じた。

近いうちにビルマ行ってみようか…なんて考えが浮かんできた。

著者の更紗さんは現在進行形で難病(皮膚筋炎、筋膜炎脂肪織炎症候群。)と闘っている。
その活動模様はTwitter(@wsary)やブログ等でリアルタイムに確認できる。

困ってるひと

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